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◆軸組壁工法

構造用ハイベストウッド(外壁下地)

壁面全体で外力を受け止める
実物大住宅モデルで実証
壁内湿気を排出、内部結露を防ぎます
木質資源の有効利用

ノボパンSTPⅡ(間仕切壁、外壁下地)

ハイベストウッドの紹介動画

ハイベストウッド概要説明

ノダ構造用ハイベストウッド

パネル選びのポイント~構造用ハイベストウッド

壁倍率

軸組壁工法における構造用パネルの壁倍率は
 
一般的に2.5~3.0が多いですが
 
 
CN50(またはN50)を10㎝の間隔で留めることで2.5倍
 
CN65を10㎝の間隔で留めることで4.0倍になるので
 
弊社では外壁下地の強度を決める際
 
1階を4.0倍、2階を2.5倍と決めて
 
最初のプランを立てます。
 
外壁の内側や間仕切壁については
 
納まりやコスト面から、
 
ノボパンSTPⅡ(壁倍率2.9)や構造用合板(壁倍率2.5)
 
を採用しています。
 
 

透湿性能(防露設計という考え方)

構造用パネルや吹付断熱などによって
 
断熱性・気密性が改善されると
 
次は室内空気の中に含まれる水蒸気を
 
どうやって管理するかという課題が見えてきます。
 
室内については、エアコンや全熱交換換気
 
窓の開け閉めによって自在に管理できます。
 
では、室内から壁内に流れ込んだ水蒸気はどうなるのでしょうか?
 
そこで壁の透湿性能について考えてみます。
 
透湿性能というのは、断熱性や気密性と密接な関係があります。
 
絶対湿度は同じでも、飽和水蒸気の量は温度とともに変動します。
 
例えば、暖房期において低気密で断熱性能の低い壁内では
 
室内側から外気側へと少しづつ温度が下がり
 
相対湿度が上がると、やがて飽和水蒸気圧に達し
 
外壁下地内側で結露がおこります。
 
厄介なことに、室内と違い壁内は普段見えないので
 
結露しているかどうか確かめることができません。※1
 
しかし、見えないからと言って放置しておくと
 
結露水によって土台や梁、柱を腐らせたり
 
釘やボルトといった金物を錆びさせたり
 
場合によってはシロアリの被害にあうかもしれません。
 
それよりなにより、
 
断熱材が結露することによって
 
本来の性能を発揮できないとしたら
 
どんなに立派な性能値を謳ったところで、絵にかいた餅に過ぎないのです。
 
そこで必要になってくるのが防露設計という考え方です。
 
わかりやすく云うと
 
室内空気と外気では、空気圧は同じでも水蒸気圧には高低差があります
 
そこで室内の空気は逃がさず、水蒸気だけを逃がすための設計が必要になります
 
これが防露設計というものです。
 
計算の仕方はいくつかありますが、よく使われるのは
 
①定常結露計算②透湿抵抗比による簡易判定です。
 
①は壁内において、熱伝導率による温度変化と水蒸気圧の変化を求め
 
次に透湿抵抗と温度変化に伴う相対湿度の変化を求めます。
 
②は外壁下地の内側を境として、中と外で透湿抵抗の比を計算します。
 
弊社では吹付断熱フォームライトSL)によって
 
断熱性と気密性を同時に確保しながら
 
出来るだけ透湿抵抗が低いパネルの採用を心がけ
 
①、②どちらもクリアしております。※2
 
外壁下地で構造用ハイベストウッドにこだわるのはそんな理由からです。
 
 
断熱性能値が同じで
 
「空気は逃がさないけれども水蒸気は逃がす」という家と
 
「断熱材は入っているけど、気密性・透湿性は無関心」という家
 
・・・あなたならどちらを選びますか?
 
 
※1 最近ではスマートフォンでサーモグラフィーのアプリを使えば、室内壁の温度差を見ることはできます。これによって壁内に於ける断熱ムラがわかります。
※2 パネルや断熱材の組み合わせによっては①はOK、②はNGという場合もあります。それだけ簡易判定のほうが安全率が高いということです。
建築創造工房 ヤマモト
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TEL.0880-36-2257
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